過払い金の回収
当事務所では、法定金利を上回る高金利を支払っていた場合、過去の取引履歴を債権者から取寄せて、法定金利での引き直し計算を行っています。
その結果、借入額が減ったり、過払金が発生していたことが判明することもあります。
そのため、借金がなくなったり、過払金を回収したりして、債務整理の必要がなくなるというケースもあります。
これまで過払金の回収は、多数の実績があり、大半は訴訟をせず交渉で回収していますので、お任せ下さい。
過払い金の回収で自己破産を回避?
過払い請求は通常、任意整理や個人民事再生を行う際の延長線上に発生する事がありますが、自己破産の際にも返還請求をする事は可能です。
通常、自己破産を選択する時点では、これ以上借金や、利息の返済が出来ないために行われると思いますが、ここで返還請求が出来たらどうなるでしょうか?
もし払い過ぎていれば当然元本から差し引かれて、借金が減ったり、もしかしたらお金が返ってくる可能性もあるのです。
借入期間が短い場合でも、可能性が有れば計算してみるのはいかがでしょうか?
返還請求によって借金が減れば、返済不能状態から抜け出せて、自己破産をする必要が無くなるかもしれません。
過払い金の回収の時効
過払い金返還請求権は、過払い金発生の日から10年で消滅時効にかかってしまいます(最高裁判所昭和55年1月24日判決(昭和53年(オ)第1129号不当利得金返還請求事件))
したがって、過払い金返還請求は、約定金利での借金の支払いを終了(完済)した日から10年以内にしなければなりません。
したがって、過払い金返還請求を躊躇していると、過払い金返還請求権が消滅時効にかかってしまうおそれがあります。
過払い金の回収の特徴
過払い金回収のメリット
払い過ぎた利息を返してもらえる。
過払い金回収の手続きをすると金額や返済年数にもよりますが、借入額の減額(0円になる場合)やさらに過払い金が戻ってくるケースもあります。
過払い金回収は、過去10年以内に借金を完済している方でも手続きが可能です。
過去に過払い金を多く支払っている可能性のある方は、一度弁護士にご相談をおすすめします。
過払い金のデメリット
一定期間クレジットの利用ができない(ブラックリストに載ってしまう可能性がある)
過払いの手続きをすると信用情報機関に登録される可能性があります。
5年〜10年くらいは借入ができなくなる可能性があります。
解決事例集
田中宏幸法律事務所