問 貸金業者から、息子の借金を肩代わりして返済するように求められています。
親には、そのような責任はあるのでしょうか?
答 親であることを理由に当然にそのような法律上の責任があるわけではありません。
従って、貸金業者から単に「親だから」という理由だけで借金の肩代わりを求められても、これに応じる必要はありません。
貸金業法では、法律上の支払義務のない人に対し、金融業者は取立てを禁止されていますので、この貸金業者は、
貸金業法違反になります。
なお、親が息子の借金の連帯保証人になっている場合には、連帯保証人としての責任として、返済義務がありますので、
注意して下さい。